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2013年2月 5日 (火)

「終身会費」制度導入決定

このたび、「終身会費」制度を導入することが、昨年10月から11月にかけて紙上開催された幹事会において決まりましたので、お知らせいたします。

1.「終身会費」制度新設の理由・背景

 同窓会規約第19条において「本会の経費は、入会金、会費、寄付金などをもってあてるものとし、詳細は、別途、会費規程に定める」と規定されております。 従来、会費は「年会費」のみで、同窓会会費規程第2条第2項に「年会費の徴収は、原則として、総会の招集時に行う」と定められております。 実際には、総会出席者については出席時に徴収し、欠席者には銀行振込みによって納入するよう総会開催の案内に記載して依頼しております。

 現在アメリカ科同窓会の会員数は約220名にのぼりますが、毎年の総会出席者数は40名程度であり、年会費の過半は銀行振込みにより納入されております。 しかしながら、住居が変わっても変更届が無いために総会案内が届かない、案内が届いても振込を失念する、といった事情から、毎年多くの方が未納となっております。

 そこで、年度ごとに会費を振込む煩わしさを省く選択肢を設けることにより、結果的には納入者の増加が期待されること、 また、事務局から納入を督促する手間が削減されるメリットがあることを勘案、 「終身会費」制度を新設し、金額については、一時払いの選択がしやすいよう3万円とすること、 また、年会費は総会案内受領の有無に拘らず納入すべきことを明確にするための文言の修正を幹事会に提案いたしました。

 
2.幹事会の投票結果

 投票された幹事のほぼ全員の方からご賛成頂きましたが、賛意の表明に併せて以下の様な意見が寄せられました。

一律3万円ではなく、年齢等によって差を設けるべし
「終身会費」ではなく「一時払い会費」とし、「一時払いができる資格」をもうけよ
これまでに払った会費を終身会費額算出において斟酌せよ
金額を高く設定し、分割支払いを認めてはどうか
何年か後には資金不足となるのではないか

 これらのご意見・ご提案につきましては実際の運用状況を確認しながら、採用の是非を検討していくこととし、  来年度(2013年4月)から「終身会費」制度を導入することを決定したものです。

会費規程(新旧対比表)
会費規程(現行)   会費規程(改定後)
第1条(入会金)   第1条(入会金)
本会規約第19条により、会員は、本会への入会にあたり、次の金額を納めるものとする。
 入会金    3000円
  (現行通り)
第2条(年会費)   第2条(会費)
1. 会員は、毎年、年会費として、次の金額を納めるものとする。
 年会費    2000円

2. 年会費の徴収は、原則として、総会の招集時に行う。
  1. 会員は、本会規約第19条により次のとおり会費を納めるものとする。
(1)年会費   2000円
(2)終身会費 30000円

2. 前項の(2)終身会費を納めた会員は、前項(1)年会費の納付を要しない。

3. 会員は、毎年5月末までに当該年度の年会費を納めるものとする。 但し、「入退会等に関する細則」第6条に定める「休会会員」は同条第4項に定める期間については年会費の納入を要しない。
第3条(事業費)   第3条(事業費)
本会規約第4条に定める事業を行う場合は、 原則として、その実費を賄うに足る金額を徴収するものとし、その金額は、役員会が定める。   (現行通り)
第4条(寄付金等)   第4条(寄付金等)
本会の運営を円滑にするために、本会は、必要に応じて、会員、及び、その他の機関より、 寄付金を募ることができるものとし、その金額、募集要領などについては、役員会においてこれを定める。   (現行通り)
第5条(実施)   第5条(実施)
この規程は、2004年5月21日より実施する。   この規程は、2013年4月1日より改定・実施する。

アメリカ科同窓会の「規約」、「会費規程」および「入退会等に関する細則」はホームページに掲載しております。

(アメリカ科同窓会ゴルフ委員会)


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2012年7月30日 (月)

ゴルフ会 - 木下紘一さん両手に優勝杯

 5月27日泉カントリー倶楽部に於いて第11回アメリカ科同窓会ゴルフ会が開催されました。 晴れ、微風、気温19~24度と絶好のゴルフ日和に恵まれました。 第1期の矢野岳さんから第37期の池真之さんまでの総勢16人が参加、 腕を競いましたが、優勝 木下紘一さん(13期、ネット67.8)、準優勝 関信さん(35期、ネット70.6)、3位 伊原総三郎さん(2期、ネット72.2)の結果となりました。 木下さんには今回新調なった高橋会長杯が授与(持ち回り)されました。 木下さんは併せて行われました過去10回の大会優勝者による中西会長杯取り切り戦 (今回参加資格者:小松健男さん、蓑原敬さん、河村一雄さん、木下紘一さん、池真之さん)を征しましたので両手に花ならぬ優勝杯という晴れがましさをエンジョイしておられました。

 グランドシニア部門の優勝は伊原総三郎さん、シニア部門の優勝は蓑原敬さんでした。 部門優勝の制度は第4回大会から始まりましたが、伊原さんの優勝はこれで実に5回目でありまして特記に値します。

 今回は石澤嘉裕さん(16期)、岩下充志さん(39期)などの名手欠場もあって成績は全般に低調、グロススコアのレンジは93~117でありました。 バーディー取得も全体で3個にとどまりました。

 次回第12回コンペは同じ泉カントリー倶楽部で10月21日(日)に開催される予定であります。 ふるってご参加ください。また、ニューフェイス大歓迎です。

(アメリカ科同窓会ゴルフ委員会)


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第8回定例総会が開催されました

  1. 1. 総会議事
高橋会長
(高橋会長)
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 東京大学アメリカ科同窓会の第8回定例総会は、2012年5月25日(金)午後6時から学士会館203号室において開催されました。

 冒頭、高橋照美会長(6期)から、今年アメリカ科第60期の卒業生を迎えることになったが、同窓会ならではの幅広い世代の会員の交流・親睦とアメリカ科の発展のために引き続き活発に活動していきたいので、会員各位のご協力をお願いしたいとの挨拶があり、続いて、山崎泰雄総務部長(15期)から2011年度の会務報告案について、菅春貴会計部長(25期)から2011年度決算案と2012年度予算案についてそれぞれ説明があり、いずれも全会一致で承認されました。 また、本年度は規約により役員の改選期にあたっておりましたが、会長には現会長の高橋照美氏、副会長には現副会長の久保田誠一氏、監査には現監査の能登路雅子氏と林義勝氏が選出(いずれも留任)されました。

 なお、第9回定例総会は、2013年5月24日(金)午後6時から学士会館で行うことが決まりました。 定例総会に関しては、週末の昼に開催したほうが出席者が増えるのではないかとの会員からのご意見もありましたが、既にホームページでご報告の通り、昨年(2011年)行いましたアンケートの結果から、週末に開催しても特段出席者が増える見込みは薄いため、例年通り平日の夕方開催としたものです。


  1. 2. 講演会:「市民ネットワーク元年-災害に立ち向かう市民達とNGO-」
    伊木常昭氏(NPO法人 日本ハビタット協会理事・事務局長)
講演中の伊木常昭氏
(講演中の伊木常昭氏)
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 総会に引き続き、伊木常昭氏(3期)から、昨年の東日本大震災にまつわるご自の救助活動の実体験を通して、日頃我々の身近にありながらなかなか馴染みの薄いNPOの活動を活写していただきました。

 大組織の慈善団体に早速寄付したが、それがどのように支援に活用されているかさっぱり見えてこないと不満に思っておられる方々が多いのではないかと思います。 伊木氏のお話から浮かび上がってくるのは、被災地の声を直接聞いて迅速に対応するコミュニケーションと行動力がNPOには本来備わっていること、そして、そのような個々の善意と情熱をネットワークとして面にまで高めて行くこととその運動の継続性が、被災地の人々を支え勇気づけて行く時に如何に大切であるかという思いでした。

 今回の災害を通して、国境や人種の壁を超えて市民を中心にした世界中のNPOの連携が飛躍的に高まったが、わが国のNPOをめぐる環境にはまだまだ改善すべき諸点があると伊木氏は指摘します。 NPOを支援する層を厚くするために寄付行為などに対する税制面等の優遇措置などが不十分であること、有意な若者をNPOで働きやすくするキャリァー(職業資格) 認知や給与面での制度の充実が必要であること、国境・人種を超えて日本の外の支援に日本市民ならびにNPOがより積極的に係わって行くことが大切であるなどなど改めて考えさせられるポイントが挙げられました。

(文責:石澤 嘉裕)


  • 3. 懇親会
  •  総会および講演会に続いて懇親会が41名の出席を得て302号室で行われました。

     冒頭、高橋会長より総会が滞りなく終了したことならびに有意義な講演を頂いたことへの謝辞があり、久し振りまたは初めてここに集う皆さまが楽しく闊達に懇親を深めていただきたいとの挨拶がありました。

     続いて副会長久保田氏の音頭で乾杯。 同氏を含む10期の方々が卒業50周年を迎え、職業人としての組織の頸木を解かれた昨今では、改めてアメリカ科の先輩・後輩との自由闊達な交流の場が大切かということを感じている、アメリカ科の種の入ったこの銀杏の木がどんどん成長して行って欲しいと願うものである、とのお話がありました。

     歓談の後、アメリカ科主任教授の遠藤泰生氏(27期)から、卒業生10名の紹介がありました。

    また、暫く「後期課程」という味気の無い名称になっていたものを「教養学科」という既に文化資産化している旧来の呼称に復活させることが正式に決まったこと、「アメリカ科」は「北米コース」と改称されることが報告されました。


     最後に、周年幹事にあたる卒業50周年を迎えた10期生を代表して藤井希祐氏、同じく40周年目の20期大山賢治氏、そして40期の大島澄子氏から、同期生の近況報告や懐旧談をいただいて、8時45分頃散会となりました。

    60期卒業生一覧(敬称略・*会員)

    新卒業生の紹介
    (新卒業生の紹介)
    (+) 画像拡大
    今村 翔   丸紅株式会社
    黄友 真央   楽天株式会社
    大下 慶   通商産業省
    多田 初   警視庁
    豊原 渉  
    中居 詩織   東京大学大学院
    橋本 舜   株式会社
    ディー・エヌ・エー
    引原 円佳   東京大学大学院
    松澤 早希 * 東京大学大学院
    山下 恵理子 * キヤノン株式会社

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    2012年4月24日 (火)

    定例総会のご案内

    東京大学アメリカ科同窓会の第8回定例総会を下記のとおり開催いたします。

    今年は第60期の卒業生を迎える記念すべき年に当たります。同期の方々をお誘いの上、是非ご出席下さいますようご案内申し上げます。

    1. 日 時: 2012年5月25日(金)18時00分~19時15分
    2. 場 所: 神田錦町 学士会館 203号室
    3. 議 事: 1) 2011年度会務の報告
    2) 2011年度決算、および2012年度予算の承認
    3) 会長、副会長、監査の選出
    4) その他
    議事終了後、日本ハビタット協会の理事として東日本大震災の復興支援活動に携わってこられた伊木常昭氏(3期)が、「市民ネットワーク元年―災害に立ち向かう市民たちとNGO―」と題して講演をされます。
    4. 懇親会: 19時15分より、懇親パーティーを行います。
    5. 交 通: 地下鉄
    ① 神保町(半蔵門線、都営新宿線、都営三田線)
    ② 竹橋(東西線)
    ③ 新御茶ノ水(千代田線)
    6. 出 欠: 4月30日までに下記事務局まで出欠をご連絡ください。
    (これを機会に入会される方、大歓迎です)
      なお、会員で当日ご欠席の方は、下記金額を、5月31日までに、お振込み下さいますようお願いいたします。
    1) 会員で、2011年度会費を納入済みの方は
    2012年度会費として、
     2,000円
    2) 会員で、2011年度会費を未納の方は、
    2011年度、2012年度分を合わせて
    計4,000円
      また、新たに入会される方で総会にご欠席の方は、下記金額を5月31日までに、お振込み下さいますようお願いいたします。
    1) 入会金として、 3,000円  
    2) 2012年度会費として、 2,000円      計5,000円
      振込先: みずほ銀行本店
    口座番号:4016397(普通)
    口座名: 東京大学アメリカ科同窓会
    7. 本件に関するお問い合わせは下記宛にお願いいたします。
    アメリカ科同窓会事務局:americaka.dosokai@americaka-todai.jp

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    周年幹事会を開催

    3月16日(金)、周年幹事会が学士会館で開催されました。2009年4月に紙上開催された幹事会で導入された周年幹事制度(詳細は下記参照)にもとづき、本年、周年幹事に該当する方を招集したほか、卒業55、45、35周年という具合に5の奇数倍の幹事の方にもご案内しました。

    忙しい中お集まりいただいた出席者からは、同窓会会員や総会への出席者を増やすためのアイディアや会費未納が増えている問題等について活発な意見が出されました。総会に出ても同期生が来ていないとつまらないので誘いあわせて出席する工夫であるとか、未入会の同期生への勧誘など、幹事に果たしてもらう役割が重要との意見も出されました。事務局からは出席の幹事各位に、ホームページ「会員の消息」に同期会開催についての投稿、及び同期の名簿のアップデートの協力を要請しました。

    頂戴したご意見やご要望は今後の同窓会活動に活かしていくように努めたいと思っております。

    (総務部)

    周年幹事制度における周年幹事の活動とは次のようなものです。
    1. 1) 当同窓会の周年幹事は、卒業50、40、30、20、10周年の会員とする。
    2. 2) 周年幹事は、総会や、同窓会ゴルフ会などの行事に、積極的に参加して頂く。
    3. 3) 総会後の懇親会の席上で、出席の周年幹事は自己紹介を行い、同期会の活動や仲間の近況などを披露する。
    4. 4) 各周年幹事の代表は、同窓会業務部が主宰する講演会、懇親会等の行事について協力する。
    5. 5) 必要に応じて、各周年幹事の代表と同窓会関係部(業務部、総務部、ゴルフ委員会)との打合せ会を開催する。

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    2011年度最優秀卒論賞を授与

    2012年3月16日 周年幹事会
    (新卒業生の皆さん)
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    2010年の定例総会で在学生に対し「奨学金」を授与することを決定し、昨年第1回の「奨学金」が最優秀卒業論文に対する賞金という形で実現しました。今年も昨年と同様な形で授与しましたが、今後ともこの「奨学金」が在学生にとって少しでも励みになることを願っています。


    今年はアメリカ科の第60期卒業生として10人が巣立ちました。60年間の卒業生(大学院を除く)は合計539人を数えますが、新卒業生が諸先輩の方々と同様、今後様々な分野で活躍されることをお祈りいたします。


    賞金の授与に関して、能登路雅子さん(20期)と受賞者の山下恵理子さんから、以下のような言葉が寄せられました

    アメリカ科最優秀卒業論文賞について
    教養学部教授 能登路雅子
    アメリカ科では英語による卒論は必修であり、また学生にとっては駒場での勉学の集大成でもあります。今年の卒論提出者は10名で、1月末に教員、4年生および下級生が参加して、口述審査会が行なわれました。昨年に引き続き、同窓会のご厚意による賞金も授与することができました。卒業生の皆様のご配慮に、改めて感謝申し上げます。
     以下は最優秀卒論賞を受賞した山下恵理子さんによるお礼の言葉と論文要旨です。

    山下恵理子
    この度は、最優秀卒業論文賞を頂き、誠に有難うございます。アメリカ科同窓会の諸先輩の皆様に深く御礼申し上げます。このような栄誉ある賞を受賞でき、大変光栄に思います。今後ともアメリカ科で学んできた経験や知識を活かし、社会人として日々精進して参りたいと存じます。


    Tribal Survival: Skull Valley Band of Goshute Indians’ Pursuit of Tribal Sovereignty
    (部族としての存続:スカルバレーのゴシュート・インディアンにおける部族主権の追求)

    今日、居留地に住む多くの先住民部族は貧困や高い失業率により、厳しい生活を強いられている。それ故、居留地からの人口流出が進み、一つの部族としての存続が危ぶまれている。こうした危機に陥っている部族として、ユタ州に住むスカルバレー・ゴシュート部族を取り上げた。経済開発による貧困脱却を目指し、部族政府は自らの居留地に核廃棄物施設を誘致する決断をした。しかし、この決断は部族内部からの反発を招き、部族内分裂を引き起こすこととなる。この対立は「経済開発か文化伝承か」という二項対立で論じられる傾向にあるが、実は「部族内部において、誰が部族自治権を行使する主体なのか」という部族自治権問題がその根本にある。迷惑施設誘致賛成派と反対派の両者共、それぞれ部族の存続における部族自治権の重要性を認識している一方で、その定義・行使方法を異にしている。両者とも意見を擦り合わせ、歩み寄ることなく、部族内部において部族自治権行使の権利獲得を巡り対立を深めているのである。

    しかし、皮肉なことに部族自治権は連邦・州・郡政府、民間電力会社等の外部勢力によって常に侵されてきたのであり、実際には部族自治権の行使は実現されたことがないと言える。それでもなお、部族内部分裂を招きながらも部族自治権を追求し、その実現を目指すという点にこの先住民問題の複雑さが表れている。部族自治権の行使による部族の存続という共通の目標に向かって邁進する過程で、部族の一員としてのアイデンティティが再認識されたという側面もあり、その意味において、部族の団結が強化されたとも言える。このように、部族自治権の追求は部族を分裂させると同時に団結させるという二つの相反する役割を果たしており、部族存続問題を複雑化させていることが、本論文で明らかになった。

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    2011年12月29日 (木)

    定例総会開催日に関するアンケート結果

    従来から定例総会は金曜日の夕方に開催されておりますが、週末の方が出席しやすいとの意見も一部の方から出ておりました。そこで、何曜日開催なら一番出席率が高くなる可能性があるのかをアンケートによって調査しましたところ、結果は以下のとおりとなりました。

    アンケートは住所不明の方15名を除いた会員全員(196名)に送付し、91名の方から回答がありました(回収率46%)。

    回 答 内 容 集 計






    金曜夕方 50
    土曜午前 19
    土曜午後 48
    土曜夕方 38
    日曜午前 17
    日曜午後 33
    日曜夕方 24

    回答のあった方のうち、15名の方は体調や遠隔地居住の理由から、総会への出席が不可能とのことでしたが、その他の方は概ね都合が付けば出席可能との回答でした。

    出席可能な曜日、時間帯を尋ねたところ(複数回答可)右表のような結果となりました。これによると金曜日夕方とする回答と土曜日の午後の早い時間帯とする回答が拮抗する結果となっています。

    2012年の総会はすでに5月25日(金)開催に決まっていますが、2013年の開催日については、アンケート結果を踏まえ、十分協議の上次回定例総会に提案することと致します。

    お忙しい中をアンケートにご協力をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

    (2011年12月 総務部)

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    ゴルフ・コンペ-小松健男さんが優勝

    2011年10月30日、第10回アメリカ科同窓会ゴルフコンペが19名の参加を得て泉カントリー倶楽部で開催されました。終盤数ホールにかけて小雨に見舞われ、グリーンの球足変調に悩まされましたが、全員が完走でき、懇親会を含め、楽しい一日を過ごすことができました。

    2期生の小松健男さんがネット69.8で堂々の優勝、準優勝は39期の岩下充志さん(71.8)、3位は20期の大山賢治さん(73.6)でありました。グランド・シニア・セクターから優勝者が出たのは本大会始まって以来のことであり、小松さんが老人パワーを見せつける形となりました。いつも上位の岩下さんは軽く流してこの成績というところでしょうか。初出場でも3位に入られた大山さんは名手との前評判を裏切らずあっぱれでした。

    次の第11回大会は2012年5月27日に同じ泉カントリー倶楽部で開催の予定であります。次回は第1回から第10回までの歴代優勝者による「アメリカ科同窓会 中西会長杯」の取り切り戦も兼ねたコンペになります。木下紘一さん、池真之さん、石澤嘉裕さん、蓑原敬さん、高松正司さん、橋本安騎夫さん、河村一雄さん、小松健男さんの8名が資格者であります。そして、第11回からの優勝持ち回り杯は「アメリカ科同窓会 高橋会長杯」に変わります。

    このゴルフ会は長幼の別なく腕前の上下に関係なくアメリカ科同窓生全員に開かれております。プレー後の懇親会ではちょっとした時事評論の開陳なども許されております。新入会員大歓迎です。


    (ゴルフ委員会 一澤)

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    2011年8月19日 (金)

    第7回定例総会が開催されました

    1. 1. 総会議事
    総会議事

    東京大学アメリカ科同窓会の第7回定例総会は、2011年5月27日(金)午後6時半から学士会館203号室において開催されました。高橋照美会長(6期)は冒頭の挨拶の中で、今般ホームページが開設されたことにより、会員はもとより、事情があって会員になっていないアメリカ科卒業生に対しても、同窓会の活動を知ってもらう手段ができたことの意義は大きいと述べられ、今後とも同窓会活動への一層の協力と支援を呼びかけられました。

    続いて、山崎泰雄総務部長(15期)から2010年度の会務報告案について、菅春貴会計部長(25期)から2010年度決算案と2011年度予算案についてそれぞれ説明があり、いずれも全会一致で承認されました。

    なお、第8回定例総会は、2012年5月25日(金)午後6時半から学士会館で行うことが決まりました。定例総会に関しては、週末の昼に開催したほうが出席者が増えるのではないかとの会員からのご意見もあるところから、今後さらに検討していくことと致します。


    1. 2. 講演会:「龍馬伝-大河ドラマ制作の裏話」
      講師:土屋勝裕氏(NHK名古屋放送局制作部チーフプロデューサー)
    土屋勝裕さん
    (土屋勝裕さん)

    総会に引き続き、土屋勝裕氏(42期)による大河ドラマ「龍馬伝」の制作に係わる様々なお話-明るくも楽しい舞台裏の苦労話が披歴され、出席者一同、大変興味深く聴かせていただきました。

    先ずは、歴史ドラマであっても、放映時の時代的背景と無縁のものではあり得ないという認識が披歴され、「平成の龍馬像」を設定するまでに、一冊の本が出来る程の資料を集め、第一回目の台本を17回も書き直すなどなどの試行錯誤を重ねたというお話には大変興味をそそられました。司馬遼太郎の「龍馬がゆく」をベースに、昭和の高度成長期を背景に国際社会の中に在っても活力に溢れていた「昭和の竜馬像」に対し、BRICsやアジア諸国の台頭の下に相対的地盤沈下を余儀なくされ、閉塞感・停滞感の中で守りの姿勢・安定志向を強めている社会に、「平成の龍馬像」をもってどのようなメッセージを発信して行くかということで、最後に辿り着いたのが「諦めない龍馬」だったということでした。

    モーツアルトとその才能に嫉妬するサリエリを描いた「アマデゥス」にヒントを得て、龍馬と岩崎弥太郎を対峙さることにより、歴史の日の当たる路を明るく突き進んだ龍馬を描くだけでなく、より重層的な深みのある新しいドラマが仕立てあげられました。

    講演会:「龍馬伝-大河ドラマ制作の裏話」

    また、主演者の福山雅治さんが常に全力疾走しているイメージをもって、特に若い人達に、内に籠らずに外に向かって一歩踏み出そうというメッセージを伝えたかったという点でも、ドラマと現実の社会の係わりが感知されました。

    その他にも、制作者として日頃から大切にしているドラマに必要な要素の披歴があって、ドラマを面白くするためには、人間的な「愛の再発見」という要素が不可欠であること、言葉で全部表現させずに余韻を残し、映像を通して視聴者に感じさせる喜びを与えること、音楽の重要性などなどが語られました。

    最後に、質問に答えて、事実と虚構の関係への考察がなされ、事実のもつ多面性を認識することの重要性を踏まえた上で、「龍馬伝」の約2割が史実に裏打ちされたものであり、残りの8割位がイメージによって作られたものであろうかとの披歴がありました。

    (文責:石澤嘉裕)


    1. 3. 懇親会
    挨拶される高橋会長
    (挨拶される高橋会長)

    総会および講演会に続いて、懇親会が42名の出席を得て302号室で行われました。

    高橋会長からオープニングスピーチがあり、本年は9名の卒業生があったが、東日本大震災の影響で、安田講堂での卒業式が中止になったのみならず、恒例のアメリカ科の卒業記念パーティも大幅に縮小されたことに鑑み、本同窓会の場で新会員になった新卒業生の皆さんをお祝いしたいとの挨拶がありました。

    続いて、副会長の久保田氏が、本同窓会が停滞することなく、出来れば100名くらいの出席を頂けるように、今年出席された新入会員の一人ひとりが、来年は2~3名の新しい出席者を連れてきて頂くように、そして、会に新風を吹き込んで頂けるようにとの要望とともに乾杯の音頭を取られました。

    歓談の後、アメリカ科主任教授の遠藤泰生氏(27期)から、出席した新卒業生3名-竹内聡志氏・長尾有希子氏・吉田慧氏の紹介と、各卒業生から挨拶がありました。

    最後に、周年幹事にあたる卒業50周年を迎えた9期卒業生を代表して川合修平氏、同じく20周年目の39期岩下充志氏から、同期生の近況報告を含む挨拶があって、21時頃をもって散会となりました。


    59期度卒業生一覧(敬称略・*会員)

    新卒業生の紹介
    (新卒業生の紹介)

    板井亜美    ファディア株式会社
    梅津翔太    ローランド・ベルガー
    清宮涼     朝日新聞社
    相良欽庸    住友生命保険相互会社
    竹内聡志  * 東京都庁
    谷原英利  * 伊藤忠商事
    長尾有希子 * 三菱商事
    原田卓哉  * (非公開)
    吉田慧   * 東京大学農学生命科学
            研究科農学国際専攻



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    アメリカ科同窓ゴルフ会開催の予定

    長い間アメリカ科卒業生の有志が集まって行われていたゴルフ会は、同窓会発足に伴い下部組織として設けられたゴルフ委員会の主催により、2007年5月に第1回大会が行われ、その後毎年2回(5月、11月)開催されています。優勝者にはアメリカ科同窓会会長杯が持ち回りで授与されます。

    次回のゴルフ大会は、
    2011年10月30日(日)千葉県印西市の泉カントリー倶楽部
    で開催予定です。

    参加を希望される方、関心のある方は事務局(メールアドレスは下記の通り)までご連絡ください。ゴルフ委員会から詳しいご案内をお送りします。

    ゴルフ会は現在第1期卒業の矢野さんを筆頭に長老級OB諸氏の参加も得て活況を呈しておりますが、さすがに高齢化は否めず、是非若い方々のご参加を期待しております。ちなみに現在の最若手は39期の岩下さんです。

    アメリカ科同窓会事務局:americaka.dosokai@americaka-todai.jp

    (ゴルフ委員会)

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