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2017年5月

2017年5月18日 (木)

【2】 第10期卒業の方々から長文の寄稿

 第10期のお二人から、恩師「中屋健一先生」の人生、ご自身の教育の回顧と考察、 とそれぞれ長文の寄稿(400字詰49頁、17頁)をいただきました。
他の方とは少し内容が異なりますが、何れも興味深い内容の力作です。
 題名と冒頭の文章を表示しましたので、ぜひアイコンをクリックして、全文をご一読ください。

寄稿・
投稿日
寄稿・
投稿者
寄稿・投稿文
2017年2月 久保田誠一
(10期)

ジャーナリストから大学教授へ
-中屋健一先生のパイオニア人生-

 はじめに 晩秋の夕刻、西日を浴びた樹木の影がキャンパスを薄いねずみ色に染めていた。 大学3年の1960年10月、4限の授業を終えてアメリカ科の研究室を覗くと、中屋健一先生が 長方形のテーブルの隅でレポートを採点していた。室内は薄暗く、電灯はついていない。・・・

10ki-kiko-kubota.pdf

2017年1月 高松正司
(10期)

小中学は中国、高校は山口、大学は東京

 アメリカ科への進学当時を回顧するに先立ち、それまでに受けた私の教育について振り返り、 稿を改めて「中国における統治の正当性」について私見を述べたい。
 レッドチルドレン-中国革命の後継者たち- 2016年12月7日、NHKBS1で 「レッドチルドレン-中国革命の後継者たち-」という番組が放映された。内容は中華人民共和国成立後に、 中国に渡り持てる専門技術で新中国に貢献した外国人(一部華僑も含まれるが主として欧米人)の子弟たちの 物語である。・・・

10ki-kiko-takamatsu.pdf

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【1】第4/7/9/10期卒業の方々の寄稿です

 昨年に続き、第4期、第7期、第9期、第10期の方々から寄稿を頂きました。 何れもアメリカ科進学を含めて、教養学科の草創期、恩師や授業風景、 そしてその学びが社会で如何に役に立ったかなど、思いがこもっております。 何れも興味深い内容です。
 題名と冒頭の文章を表示しています。 ぜひPDFの各アイコンをクリックし、全文をご一読ください。

寄稿・
投稿日
寄稿・
投稿者
寄稿・投稿文
2016年10月 成田正路
(4期)

落ちこぼれのつぶやき

 四期生の落ちこぼれなる故、原稿執筆を遠慮していたのだが、 落ちこぼれであっても貴方がアメリカ科のOBであることには間違いない。 執筆の権利はある、いや、むしろ落ちこぼれとして原稿を残す義務があるとの 会長の強い指示があり、恐る恐るメールに向かうことにした。・・・

04ki-kiko-narita.pdf

2016年10月 榊 由之
(7期)

中屋スキー教室の思い出

 私がアメリカ科に在学していた昭和32-34年の頃は、中屋健一先生を囲んでの スキー合宿が開かれていた。「中屋スキー教室」については、既にどなたかがお書きに なっているかも知れないが、私にとっても大変に貴重な思い出である。・・・

07ki-kiko-sakaki.pdf

2016年10月 川合修平
(9期)

教養学部こそ大学の理想

 昭和32年に駒場寮に入って、旧制一高生の落書きや寮歌に伺える哲学や漢学に関する 深い素養に接して、教養のふかさに感銘した。それ以前にも、次兄が戦前の北大予科で 恵迪寮にいた時の日記を見て、教養を高める楽しさにあこがれた。・・・

09ki-kiko-kawai.pdf

2016年9月 樋口祐一
(10期)

思い出いろいろ

 私はアメリカ科10期卒業で、現在カリフォルニア州オレンジカウンティに在住している。 同級生のなかで唯一人の長期在米生活者で通算約33年。気候も良いカリフォルニアで引退生活を 過ごせること、二人の娘もこちらの生活に順応していること、で永住を決心した。・・・。

10ki-kiko-higuchi.pdf

2016年10月 尾原嘉道・
  蓉子
(10期)

中屋先生とパドバー先生のこと

 私たちは、1966年に、ニューヨークのハドソン川を見下ろすリバーサイド・チャーチで結婚式を 挙げた。アメリカ科1962年卒の十期生同士。尾原蓉子(旧姓石川)の父母役としては、パドバー先生夫妻、 私、尾原嘉道側の父母役としては、旧富士製鉄(現新日鉄住金)アメリカ代表の太田忠行氏夫妻。 その他、各々の関係者が出席した。・・・

10ki-kiko-oharas.pdf

2016年10月 藤井希祐
(10期)

アメリカ科と私の人生

 「将来君は何になりたいの?」と自他ともに問われていた頃から、いつ、どのようにして現在までの 人生経路を辿ってきたのかを簡単に振り返ってみたいと思います。・・・

10ki-kiko-fujii.pdf

2016年10月 岩野一郎
(10期)

中屋健一先生とアメリカ科

 はじめのひとこと  1958年文二に入学した私は、小学生のころからCIE図書館(GHQ連合国総司令部の 下に置かれたCivil Information and Educational Section民間情報教育局、略称CIEが設立した情報センター。 通常CIE図書館と呼ばれた。新潟には1948年5月開館)に通ったりしてアメリカに興味を持っていた。 二年次の後半からの専攻を選ぶにあたって、あの短い歴史しかないアメリカが独立してわずか200年もしないうちに 世界の大国になったのは何故かをもっと深く知りたかったので、アメリカ科を進学先に選んだ。 そして、中屋先生にお目にかかるようになったのは、1959年の秋のことであった。・・・

10ki-kiko-iwano.pdf

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