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2020年3月19日 (木)

第15回定例総会の報告 (2019/5/18)


1.総会議事

 同窓会の第15回定例総会は、午後3時から神田神保町の学士会館302号室で開催されました。
宮本会長は挨拶で前期の報告として①若い世代の参加し易い同窓会の模索で一昨年の新卒出席無しから、 昨年2名(2018年卒、66期)、今年3名(2019年卒、67期)が出席したこと、②(交流の起点強化)欠席者から 多数の近況やメッセージが寄せられている(80名超、4頁に渡り資料に掲載)、③(HP寄稿集積)毎年依頼して 順次寄稿して頂いている各期卒業生


(左から池会計副部長、林監査、
能登路副会長、宮本会長)
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の「アメリカ科への思い」の寄稿が累計で30編を超えたこと 【今年も26期-30期の卒業生に依頼予定】、の3点を挙げ、同窓会活動への協力に感謝を述べました。
 議案審議に移り、会長からの2018年度会務報告、会計部副部長池真之氏からの2018年度の決算報告に続き、 監査の林義勝氏から2018年度会務報告と決算は適正である旨、監査報告がなされました。 続いて池氏から2019年度予算案説明がありました。また次回総会(第16回定例総会)は2020年5月22日(金)18時 の開催を予定する事が提案されました。上記の議案すべて異論なく満場一致で承認されました。


2.講演会


(講演会のスナップ)
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 演題「アメリカ科卒業生なら誰でもできる?----翻訳の話」
 講師 土屋 京子氏(翻訳家、アメリカ科 第28期)

 土屋氏は海外向け広報誌での英語翻訳でキャリアを開始、 のちに講談社で翻訳図書の下読みを引き受け、 ついで「ワイルド・スワン」「EQ こころの知能指数」 などの書籍の邦訳を手掛けられました。講演では翻訳の道に入った経緯、刊行に至るまでの出版社の裏事情、 実際の翻訳作業はどのようなプロセスをとるのか、実用書からマーク・トウェインやナルニア国シリーズにわたる 翻訳の難しさと魅力などを語って頂きました。講演後の質疑応答でも、訳語のポリティカル・コレクトネスと 原文尊重とのバランスなど、時間いっぱいまで話題が尽きませんでした。
 今回は講師のご厚意で講演原稿全文と資料を本サイトのカテゴリー6「バックナンバー」(会員用) でご覧頂くことができます。お出でになれなかった方もぜひご一読ください。


3.懇親会

 講演会に引き続き、隣室301号室に移動して懇親会へと移りました。
宮本会長の挨拶、能登路副会長の乾杯の音頭に引き続き、主任の橋川氏からこの春の卒業生が紹介されました。 今年めでたく卒業されたうち、出席されたのは高橋憲太郎氏、神前梨理子氏、山﨑香織氏の3名で、 それぞれが進む道や抱負について述べられました。その後は懇談にうつり、昨年同様、学士会館の料理、 美味しいワインに舌鼓を打ちながら、土屋氏の講演についての話題が各テーブルで盛り上がりました。 その後、周年幹事にあたる27期の矢高則夫氏、32期の杉山直子氏、37期の池真之氏、47期の加藤准也氏が それぞれの同期の状況や近況について、報告を兼ねて挨拶をされました。
 さらに今年はフリートークの機会が設けられ、まずは10期の尾原蓉子氏が、 ご自身の著作『ブレイクダウン・ザ・ウォール~環境、組織、年齢の壁を破る』について紹介されました。 尾原さんご自身の半生を織り込みながら、企業の中で生き抜く際の心構えや体験談を交えた著書で、 挨拶の中では、特に働く女性たちへのエールを送られました。 続いて2期の小松健男氏がご自身の近況と病との闘いの日々、その中で得た医学的見地や薬についての 知識を披露されました。また、31期の池田宏氏からはLGBTについて、社会のマイノリティの人たち への関心を喚起する興味深いお話しがあり、考えさせられました。
 フリートークの輪が次々とつながり、参加者の様々な話題が提供され、充実した懇親会となりました。

67期(2019年)卒業の方々(敬称略 会員は*)
 高橋 憲太郎氏*(67期副幹事)
 山﨑 香織氏 *(67期正幹事)
 井小路 菖氏
 内田 悠貴氏
 神前 梨理子氏*
 重永 将来氏


=====総会・懇親会のスナップ======


(上段左:宮本会長 右:池会計部副部長/林監査/能登路副会長
下段:総会スナップ)
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(上段左から時計回り:1期小松氏、4期尾原氏、27期矢高氏、
31期池田氏:47期加藤氏、37期池氏、32期杉山氏)
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(上段右:橋川氏、高橋氏、神前氏、山崎氏、周り:懇親会風景)
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