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2020年3月19日 (木)

第15回定例総会の報告 (2019/5/18)


1.総会議事

 同窓会の第15回定例総会は、午後3時から神田神保町の学士会館302号室で開催されました。
宮本会長は挨拶で前期の報告として①若い世代の参加し易い同窓会の模索で一昨年の新卒出席無しから、 昨年2名(2018年卒、66期)、今年3名(2019年卒、67期)が出席したこと、②(交流の起点強化)欠席者から 多数の近況やメッセージが寄せられている(80名超、4頁に渡り資料に掲載)、③(HP寄稿集積)毎年依頼して 順次寄稿して頂いている各期卒業生


(左から池会計副部長、林監査、
能登路副会長、宮本会長)
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の「アメリカ科への思い」の寄稿が累計で30編を超えたこと 【今年も26期-30期の卒業生に依頼予定】、の3点を挙げ、同窓会活動への協力に感謝を述べました。
 議案審議に移り、会長からの2018年度会務報告、会計部副部長池真之氏からの2018年度の決算報告に続き、 監査の林義勝氏から2018年度会務報告と決算は適正である旨、監査報告がなされました。 続いて池氏から2019年度予算案説明がありました。また次回総会(第16回定例総会)は2020年5月22日(金)18時 の開催を予定する事が提案されました。上記の議案すべて異論なく満場一致で承認されました。


2.講演会


(講演会のスナップ)
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 演題「アメリカ科卒業生なら誰でもできる?----翻訳の話」
 講師 土屋 京子氏(翻訳家、アメリカ科 第28期)

 土屋氏は海外向け広報誌での英語翻訳でキャリアを開始、 のちに講談社で翻訳図書の下読みを引き受け、 ついで「ワイルド・スワン」「EQ こころの知能指数」 などの書籍の邦訳を手掛けられました。講演では翻訳の道に入った経緯、刊行に至るまでの出版社の裏事情、 実際の翻訳作業はどのようなプロセスをとるのか、実用書からマーク・トウェインやナルニア国シリーズにわたる 翻訳の難しさと魅力などを語って頂きました。講演後の質疑応答でも、訳語のポリティカル・コレクトネスと 原文尊重とのバランスなど、時間いっぱいまで話題が尽きませんでした。
 今回は講師のご厚意で講演原稿全文と資料を本サイトのカテゴリー6「バックナンバー」(会員用) でご覧頂くことができます。お出でになれなかった方もぜひご一読ください。


3.懇親会

 講演会に引き続き、隣室301号室に移動して懇親会へと移りました。
宮本会長の挨拶、能登路副会長の乾杯の音頭に引き続き、主任の橋川氏からこの春の卒業生が紹介されました。 今年めでたく卒業されたうち、出席されたのは高橋憲太郎氏、神前梨理子氏、山﨑香織氏の3名で、 それぞれが進む道や抱負について述べられました。その後は懇談にうつり、昨年同様、学士会館の料理、 美味しいワインに舌鼓を打ちながら、土屋氏の講演についての話題が各テーブルで盛り上がりました。 その後、周年幹事にあたる27期の矢高則夫氏、32期の杉山直子氏、37期の池真之氏、47期の加藤准也氏が それぞれの同期の状況や近況について、報告を兼ねて挨拶をされました。
 さらに今年はフリートークの機会が設けられ、まずは10期の尾原蓉子氏が、 ご自身の著作『ブレイクダウン・ザ・ウォール~環境、組織、年齢の壁を破る』について紹介されました。 尾原さんご自身の半生を織り込みながら、企業の中で生き抜く際の心構えや体験談を交えた著書で、 挨拶の中では、特に働く女性たちへのエールを送られました。 続いて2期の小松健男氏がご自身の近況と病との闘いの日々、その中で得た医学的見地や薬についての 知識を披露されました。また、31期の池田宏氏からはLGBTについて、社会のマイノリティの人たち への関心を喚起する興味深いお話しがあり、考えさせられました。
 フリートークの輪が次々とつながり、参加者の様々な話題が提供され、充実した懇親会となりました。

67期(2019年)卒業の方々(敬称略 会員は*)
 高橋 憲太郎氏*(67期副幹事)
 山﨑 香織氏 *(67期正幹事)
 井小路 菖氏
 内田 悠貴氏
 神前 梨理子氏*
 重永 将来氏


=====総会・懇親会のスナップ======


(上段左:宮本会長 右:池会計部副部長/林監査/能登路副会長
下段:総会スナップ)
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(上段左から時計回り:1期小松氏、4期尾原氏、27期矢高氏、
31期池田氏:47期加藤氏、37期池氏、32期杉山氏)
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(上段右:橋川氏、高橋氏、神前氏、山崎氏、周り:懇親会風景)
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2019年3月27日 (水)

第14回定例総会の報告(2018/5/19)

1.総会議事

 同窓会の第14回定例総会は、午後3時30分から神田神保町の学士会館302号室での開催でした。 今期は【役員の改選】期であり、満場一致で以下の方々が新役員に選出されました。(任期2年)

(新役員)会長:宮本実氏 (第19期)、副会長:能登路雅子氏(第20期) 監査:大山賢治氏(第20期)、林 義勝氏(大学院)


(久保田会長、一澤副会長)
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 総会冒頭に久保田会長が以下の退任挨拶をされました。

「忙しい中、今総会に出席いただきありがとうございます。お礼を申し上げます。 4年前に高橋照美氏(6期生)から会長を引き継ぎまして4年。会則に会長の任期は明記されていませんが、私自身80歳を越えましたこともあり、今総会を機に会長を後輩に譲ることにいたしました。
 会長として当初から組織の活性化を図り、とくに若い卒業生に対して同窓会への参加を促すべき手を尽くしてまいりましたが、結論を申し上げますと、50点というところでしょうか。現役の方に同窓会に加わっていただく難しさを実感しています。
 とはいえ、アメリカ科の歴史を記録に残す作業の一環として、ホームページへの投稿をお願いしてきましたが、こちらは順調に進んでおります。 これから会の運営を担っていただく役員のみなさんと協力して、しかるべき時期に「育ての親」である中屋健一先生時代のアメリカ科の動静を文献として上梓したと考えております。
 改めて卒業生のみなさんの同窓会への協力、支援をお願いして、私の退任の弁とさせていただきます。」(久保田会長)

 議事では、「同窓会規約の改定(会長の交代に伴う変更)」の提案が承認され、続いて、宮本総務部長(19期)が2017年度会務報告を行い、会計部欠席の為、同総務部長が2017年度決算案と決算報告、2018年度予算案を代読し、併せて、監査の能登路雅子氏から監査結果(2017年度会務報告と同決算)が報告されました。審議の結果、いずれの議案も満場一致で承認されました。
 次回総会(第14回定例総会)を2019年5月18日(土)に開催する案も承認されました。
 最後に、【役員の改選】が行われ、満場一致で上述の新役員の方々が選出(任期2年)され、第14回定例総会の議事はすべて終了しました。


2.講演会

「トランプ政権が抱える波乱要因―中間選挙と対イラン、北朝鮮外交、ロシアゲートそして弾劾―」
[講師:矢高 則夫氏(アメリカ科第27期) ]


(矢高則夫氏)
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(講演会のスナップ)
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 総会に続き、アメリカ科第27期矢高則夫氏に講演して頂きました。
 矢高氏は共同通信にて長く外報畑を歩み、イラン、南ア、アメリカ(NY)など各地に駐在されており、今回の講演は演題に関し、会場にて配布のレジュメに沿って、まさに最新の情報を織り込んだ興味深いものでした。

 内容は1980年代に(30歳代)不動産業者として成功のピークに達したトランプにとって、その後2015年までの四半世紀は「余生」である。 ビル・クリントン、ブッシュ(子)と同じ1946年生まれであるのは何かの因縁か。主張している「Make America Great Again」は 「Make My Life Great Again」と読み替える事が可能。独裁者的な政権運営は金正恩、プーチンとの親近性につながる、等々、 分かり易く紹介して頂きました。

 こうしたエピソードを正味一時間に渡り次々と紹介して頂くうちに、懇親会会場の隣室301号室に移動する予定時間を超過してしまい、質疑応答の時間も取れなくなったので、やむなく司会の大山業務部長から、終了のお詫びと質疑応答については、次の懇親会の場でお願いしますと説明して、講演は終了しました。

【注:講演資料はカテゴリー6:アーカイブ「バックナンバー」(会員用)に掲載されております。】

3.懇親会

 懇親会は隣室の301号室で開催されました。
 伊木常昭氏(3期)から、新旧役員へのお言葉とともに乾杯の発声があり、懇親会を開始しました。 最初に一澤前副会長、宮本新会長、能登路新副会長の順に、それぞれ回顧、抱負の気持ちを込めて挨拶を行った後、自由歓談に移り、講演の話題を含めて皆の卓で歓談が盛り上がりました。

 中盤でスピーチの時間となり、司会の大山業務部長がマイクを握り、新卒、周年、初参加の方の順にお話をしてもらいました。毎年、参加者の注目の的となっている新入会員(新卒)紹介では、ご自身も初参加で今回新規入会頂いた、大学主任の土屋和代准教授が登壇し、現在の大学の状況の説明と共に、2019年度(同窓会では66期)新卒の太田夕陽、木嶋弓子の両名を紹介頂きました。新卒のお二人からは初々しいご挨拶とスピーチを頂きました。
 続いて、周年の対象者では、今年で卒業30周年(36期)となる関本誠氏と20周年(46期)の神谷説子氏から、それぞれ、近況、同期各位の動静のご披露がありました。
 さらに、初参加の荒木純子氏(41期)、若手の清宮涼氏(59期)のお二人からも元気に近況報告をして頂きました。

 スピーチを数多くいただいている内に、すぐ中締めの18時30分が来てしまい、大山部長が中締めを行いました、出席者の歓談は途切れず、結局、ほとんどの参加者が閉会時間の19時まで残って交流され、来年の総会での再会を約しての全員退室致しました。

66期(2018年)卒業の方々(敬称略)
 太田夕陽氏(66期正幹事)
 土屋紘貴氏(66期副幹事)
 紫垣大亮氏
 木嶋弓子氏
 皆本萌氏 
 野原裕一郎氏
 ベロワ ニーナ(Belova, Nina)氏

=====(懇親会のスナップ)======


(伊木氏)
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(宮本新会長)
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(能登路新副会長)
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(上段:懇親会スナップ 、下
段:土屋氏/太田氏/木嶋氏)
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(総会/懇親会スナップ)
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2018年3月 7日 (水)

13回定例総会の報告(2017/5/20)

1.総会議事


(久保田会長)
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 同窓会の第13回定例総会は、東大本郷キャンパスの伊藤国際学術研究センターの地下1階ギャラリースペースで開催されました。 初めての土曜日午後3時開始でしたので、参加者は総会終了後も三々五々本郷散策などを楽しまれていました。

 久保田会長が挨拶され、「若い世代の会員が出席しやすい施策を模索しており、 今回新卒者2名が参加されている事に感謝し」、「また、先駆したアメリカ科の歩み(故中屋先生)の証言集を残す意義も大きいと企画した寄稿HPには、 7期から10期の方々(自身も含め9名)から貴重な寄稿を寄せて頂きHPで公開した事を報告」し、 「今年は11期から20期までの方々に寄稿をお願いする予定で、HPでの公開のほか、 製本化も検討する。」と話されました。

 議事では、「同窓会規約の改定(所在地の追加、他)」と「同窓会HPの再建(自費再建と自営化)」の2つが提案され、 続いて、宮本総務部長(19期)から2016年度会務報告、池真之会計副部長(37期)から同決算案と2017年度予算案が、 続いて監査の能登路雅子氏から監査結果(2016年度会務報告と同決算)が報告されました。尚、決算では、 同窓会HPの再建と支払いが3月末に終了した事、新規会員5名ながら他界4名で純増が1名であった事、 一方、予算では、一般会計赤字補填で特別会計からの振替を20万円とすると報告されました。

 上記議案については、審議の結果、いずれの議案も満場一致で承認されました。
最後に、次回総会(第14回定例総会)は2018年5月19日(土)に開催する事が承認されました。
以上で、第13回定例総会の議事を終了しました。


2.講演会

「Fashion Business 創造する未来 ―デジタルテクノロジーが変えるアメリカの消費と社会」
[講師:尾原 蓉子氏 (アメリカ科第10期) ]


(講演中の尾原講師)
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(講演中のスナップ)
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 総会に続き、アメリカ科第10期尾原蓉子氏に講演頂きました。
  尾原講師はアメリカ科を卒業後、旭化成に入社しファッション畑を中心に活躍。 昨年、その活動の集大成ともいうべき著書(演題と同じ)を刊行されていますが、 今回はその内容を最新の状況をも踏まえて分かりやすく解説頂きました。

 尾原講師は、消費・小売りの世界において「巨大な変化」が起きているとの認識を説明され、 アメリカを中心としたデジタル技術による変化(パーソナル化、サービス化)の事例紹介に続いて、 これらの変化に共通する「価値観の変化」について分析・解明をして頂きました。続いて対応策として ファッションの世界を中心にデジタル技術を軸とした新しい顧客対応の姿を豊富な例をもって解説され、 さらにこうした取り組みはファッション業界に限らず、他業界でも求められている事であるとも指摘されました。

質疑応答では、会員から活発な質問がなされ、新卒楠本氏からは本講演会聴講が総会参加の一つの理由ですとの コメントもありました。講演予定時間の超過で、司会の大山業務部長が終了のお詫びと共に残りの質問は 懇親会の会場でとお願いして締め、講演会は終了しました。

注: 講演録はカテゴリー6:アーカイブ「バックナンバー」(会員用)に掲載されております。

3.懇親会

 講演会の後、2階のファカルティクラブに移動して懇親会に移りました。
 はじめに、一澤副会長から開会の挨拶があり、2期の小松氏が乾杯の辞と発声をされた。 乾杯の辞で小松氏から興味深い在学時のエピソードを多数披露して頂き、 草創期のアメリカ科の様子が生き生きと伝わって、各卓で皆歓談が盛り上がりました。

 中盤で恒例にしたがい、新入会および初参加の方々のスピーチを頂く時間となり、 先ず、新卒者2名(昨年は出席が0)が最初で、主任の橋川准教授(40期)から、 現役学生の状況と共にお二人を紹介頂いた後、新卒(65期)の楠本さん、中塚さんが、初々しく自己紹介をされました。

 次に、新入会された、19期宮内氏から新規入会の経緯に加え、母校北京事務所の現役所長としての お勤めの説明を含めて挨拶頂き、続いて周年幹事の挨拶に移り、今回出席の15期濱氏と岩崎氏から、 HPにも紹介戴いた、卒業50周年の節目での同期の皆さんとの同期会の様子(同期会は毎年開催とのこと)も含め近況をご報告頂いた。

 今回はやや狭めのバースペースでの懇親会でもあり、参加者が密接に交流し各年代の近況を披露しあっての 懇談が続いた。予定の18時を過ぎるも皆去りがたく、延長を依頼して歓談を続けたが、18時半に司会の大山業務部長が 中締めを宣言、次回の再会を約してのお開きとなりました。

65期卒業の方々(敬称略・*は会員)
 中塚麻実氏*(65期正幹事)
 楠本尚生氏*(65期副幹事)
 阿部龍太郎氏

=====(懇親会のスナップ)======


(2期小松氏)
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(65期中塚氏/
楠本氏と橋川氏)
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(19期宮内氏)
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(15期濱氏/岩崎氏)
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(講演会、懇親会のスナップ1)
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(懇親会のスナップ2)
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2016年10月 6日 (木)

第12回定例総会報告(2016年5月20日)

1.総会議事


久保田会長(再選)
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一澤副会長(再選)
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 東京大学アメリカ科同窓会の第12回定例総会は昨年に続き 東大駒場キャンパス内のファカルティ・ハウス/セミナー室で 開催されました。なお、今年は役員の改選期で、本総会議事にて 会長に久保田誠一氏(10期)、副会長に一澤宏良氏(11期)、監査は 能登路雅子氏(20期)と林義勝氏(院)とそれぞれ現職が再選(任期 2年)されました。

 再選後の挨拶で久保田会長は、若い世代の会員の総会出席が 少ない状況なので、出席し易い方策の検討をする事、また Liberal Artsの重要性が最近日本で見直されている状況があり、 先駆したアメリカ科の歩み(故中屋先生)の証言集を残す意義も大きく、 今後も事業(HP掲載とHP充実)を継続し、対象を20期生まで拡大すべく、 今期は寄稿依頼を7-10期の卒業生に拡大し、製本化の実現の検討も 始めたいと話されました。

 議事では、宮本実総務部長(19期)から2015年度会務報告、 池真之会計部副部長(37期)から2015年度決算案と2016年度予算案が報告され、 続いて監査の能登路雅子氏から2015年度会務報告と同決算についての監査結果の 報告がありました。尚、実績では終身会員が昨年度12名増え計81名となったと 報告されています。
 上記議案については、審議の結果、いずれの議案も満場一致で承認されました。

 この後、役員改選に移り、上記の通り、現役員の再選が提案され、 満場一致で承認されました。
 最後に、次回総会(第13回定例総会)を2017年5月19日(金)か20日(土)のいずれかにて 開催する事が提案され、満場一致で承認されました。
 以上、すべての議事を終了し、総会は閉会しました。


2.講演会

「僕とアメリカ科と都市計画」
[講師:蓑原 敬氏 (アメリカ科第6期) 蓑原計画事務所代表]


講師:蓑原敬氏
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講演会のスナップ
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質疑応答のスナップ
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 総会に続き、セミナー室にて、アメリカ科第6期蓑原敬氏による講演が行われました。
 今回の講師、蓑原敬氏はアメリカ科を卒業後、日大の工学部に学士入学し都市工学を専攻された後、 建設省(当時)に入省され行政に携わられました。退職後も民間人としても長く都市計画を中心とした 活動をしてこられ、現在も継続中とのことですが、極めてユニークなご自身の半生も含め講演して頂きました。

 蓑原講師はまずご自身の経歴、転身の経緯などを配布資料にて紹介された後、続いて都市計画に関する 様々な事例を関連の写真等にて説明して頂き、都市計画というもののイメージを聴衆に分かりやすく 伝えて頂きました。
 本題に入り、欧米での街づくりの歴史、前回と今回の東京オリンピックの対比など興味深いトピックスを 次々に紹介頂き、皆熱心に聴き入っているうちに所定の講演時間を超過してしまいました。

 質疑応答では質問希望が多いため、司会の大山賢治業務部長(20期)から、質疑応答を1名に限る事のお詫びと ご希望の方は続く懇親会の場を利用して質問して頂くようお願いして締め、講演会は終了しました。

(文責 大山)

注: 講演録はカテゴリー6:アーカイブ「バックナンバー」(会員用)に掲載されております。

3.懇親会

 講演会に続き、セミナー室隣室で懇親会が開催されました。
 一澤宏良副会長から開会の挨拶があり、2期の明石康氏に乾杯の発声を行って頂いた後、 暫く自由時間として立食形式の料理を味わいつつの歓談が始まりました。

 宴高まる中、スピーチタイムに入り、新入会者/初参加の方々、周年対象者、新卒の順に 近況等ご挨拶を頂きました。 まず、新入会の59期清宮涼さん、大学院1996年入学の呂小燕さん、 8期中川文雄さん、また総会初出席の10期岩野一郎さん、6期川﨑信定さんの順にご挨拶がありました。 川﨑さんは昨年、印文学で文化功労章を受章されていますが、今回の挨拶の中でサンスクリット語の詩を朗誦頂くなど、 ご自身の研究の一端もご披露頂きました。

 続いて周年対象者では、該当年次の出席が少ない中で、卒業後50周年を迎えた14期の宍戸昭三郎氏から ご本人および同期の方々の近況を元気に報告頂きました。

 新卒(64期松尾慶典氏)紹介では、宴中に松尾氏から急用で欠席との緊急連絡が入ったため、 急遽、同氏の恩師である橋川健竜准教授(40期)が代わって挨拶をされ、新卒(64期)7名の就職状況を含めて 母校の近況報告をして頂きました。

 これらのスピーチに各テーブルの歓談も高揚、今回参加者減で湿り気味の雰囲気を吹き飛ばし、 各年代の交歓が大いに盛り上がりました。 歓談の続く中、21時前に司会の大山業務部長から中締めが宣言され、 次回総会での再会を約してのお開きとなりました。

【64期卒業生の方々(敬称略)】
井上茜氏、北代遼氏、坂本晋悟氏、櫻木浩己氏、渡丸慶氏、
野中大氏、松尾慶典氏、
(なお、北代氏が正幹事です。)

=====(スピーチ者のスナップ、他)============


(岩野/明石/宍戸/中川の4氏)
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(橋川/川﨑/清宮/呂の4氏)
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(懇親会のスナップ)
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2015年10月 9日 (金)

第11回定例総会報告(2015年5月22日)

1.総会議事


久保田会長
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 東京大学アメリカ科同窓会の第11回定例総会は昨年に続き 今年も母校東大駒場内のファカルティ・ハウスのセミナー室で 開催され、51名出席と昨年同様50名を超える盛況でした。

 久保田誠一会長(10期)の開会の辞があり、昨年就任されてから以降の同窓会事業を振り返り、 新体制のもとでホームページ(HP)の充実で会員の寄稿や活動紹介を企画して勧誘や収集を強化、 また同窓会への若手勧誘も強化するなどの施策の成果があがりつつあり、 今年度も会員に寄稿をお願いするなどHPの充実を図る等の企画を継続して、 同窓会活動を充実して行きたいとの話がありました。

 議事に移り、宮本総務部長(19期)から2014年度会務報告、 池真之会計副部長(37期)から2014年度決算案と2015年度予算案、 また監査の能登路雅子氏(20期)から2014年度会務報告と同決算についての監査結果が報告されました。
 決算では本同窓会の終身会員が昨年度6名増え69名(207万円)となったとの報告があり、 2015年度予算では一般会計での不足を特別会計から補てん(10万円)する予定であるとの説明がありました。

 最後に、次回総会(第12回定例総会)は2016年5月20日(金)(場所は後日決定)の開催と提案されました。 審議の結果、議案はいずれも満場一致で承認され、総会は終了しました。


2.講演会

「ディズニーは嫌いですか」
【講師:東京大学名誉教授 能登路 雅子氏(第20期)】


講師:能登路 雅子氏
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モデレーター:三塚氏 池氏
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講演会のスナップ
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 総会に続き、セミナー室にて、東京大学名誉教授の能登路雅子氏(20期)による講演が行われました。

 講演は今回初の試みとして、2名のモデレーター(28期三塚氏、37期池氏)の参加を得て、講演会の前半が講師のスピーチで、 後半はモデレーターによる話題の展開と聴衆からの質疑応答にあてる形式で開始されました。
 能登路講師からは欧米の「遊びのための野外空間」の歴史と本家ディズニーランドの誕生までの流れ、 およびその後のグローバル展開と各プロジェクトの特徴の紹介があり、 続いて東京ディズニーリゾート(以下「TDR」)が、当初「元祖の忠実なコピー」からスタートした後、商業的に大きく発展し、 ハードリピーターの登場など過熱気味とも言える現象をもたらすと同時に運営にも独自な趣向を取り入れていった経緯を紹介していただきました。

 続いて講師はTDR30年の変遷と日本社会の変化とを対比しながら、 様々なエピソードを織り込み、興味深いディズニー論を展開されました。

 後半のセッションでは、モデレーターの三塚氏からご自身が知的財産(著作権)に関連した実務でディズニーに関わられた経験談からのお話、 また池氏はディズニーの若干の経営指標の紹介をふまえ、企業分析を展開されるなど、 話題を広げていただいて講演を終了し、質疑応答に移りました。

 質疑応答では、次の懇親会の開始時間が迫り、質問を2~3名に絞らざるを得ませんでした。 皆さんに興味ある話題だけに会場では質問希望が多く、 司会の大山業務部長から続きは懇親会の会場でお願いしますと締め、講演会は終了しました。

(文責 大山)

注: 講演録はカテゴリー6:アーカイブ「バックナンバー」(会員用)に掲載されておりますが、 能登路講師が講演後の記事も加筆して作成頂いたものにて、著作権にご注意ください。

3.懇親会

 講演会に続きセミナー室隣室で懇親会が開催されました。 開会にて、一澤副会長のご挨拶と乾杯の発声がなされた後は、 50名超参加の盛況と講演の余韻で各卓の歓談が大いに盛り上がりました。


明石氏(2期)
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三井氏(63期) 橋川氏(40期)
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小宅氏(3期) 伊木氏(3期)
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 中盤から、出席者から様々なスピーチをいただく時間が始まり、先ず最長老の明石氏(2期)が壇上に立たれ、 ご自身の現在の活動を織り込んだ形で外交の近況を語っていただきました。

 続いて新卒(63期)紹介となり、橋川准教授(40期、今年からアメリカ科のコース主任)から最近の大学や新卒者5名、 また同窓会寄贈の最優秀卒論賞授与等について報告をいただき、 新卒で出席された三井喜絵氏から新入会のご挨拶がありました。

 次に周年対象出席者の挨拶に入り、先ず卒業60周年となった3期、50周年の13期、10周年の53期の順にマイクを握られて、 元気な近況を披露いただきました。


13-14期各位
河村氏/高山氏/水野氏/櫻井氏/真下氏/橋本氏
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大山氏(53期)
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懇親会のスナップ
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 3期は2名(伊木氏/小宅氏)、13期は高山氏(14期)も加わり、 総勢6名(河村氏/櫻井氏/橋本氏/真下氏/水野氏)と大人数のパワーを見せ、 40/30/20の各周年該当者は欠席されたものの、 53期の大山氏(小栗氏は挨拶に間に合わず)が最若手として元気にトリを務めて、 挨拶タイムが終了しました。

 歓談が途絶えぬ中、20時50分に大山業務部長から閉会が告げられ、来年度の総会での再会を約束して三々五々解散しました。

[注:は新入会員]


【63期卒業生の方々(敬称略・は会員)】
大塚悠里氏、水谷圭氏、范元氏、松本岳彦氏、三井喜絵氏
(なお、松本氏が正幹事、三井氏が副幹事です。)

=====(全体のスナップ写真(総会・講演会・懇親会))============


総会・講演会・懇親会(その1)
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懇親会(その2)
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