第1期生の消息
○ 同期生会開催
2011年11月7日(月)に、「渋谷ロゴスキー・東急プラザ店」で、同期生会を開催し、近藤一衛、坂弘二、鈴木正美、中西尚道、野中勝、矢野岳の6名が出席しました。久しぶりに顔を合わせる人もあり、はじめは、顔と名前が一致しない人もありましたが、話し合っているうちに、思い出が甦ってきたようです。
80歳を超えても、健在者10人中6人が元気に顔合わせができたことは幸せです。長年に亘って、四国八十八ヶ所霊場巡拝を繰り返す健康な坂君は別にして、身体のどこかに故障のある者が揃っているので、病気や健康管理のことに話題が集中します。われわれが教養学科に進学した時の審査が厳しかったこと、その関門を突破してきたことも、懐かしい思い出話になりました。その他、時間が十分にある人たちですから、古い資料を整理していて見つけたことや、ボケ防止のために行っている漢字や数字を使ったゲームなどが話題になりました。今年亡くなられた故井出義光君のことは、夫人からの手紙で、晩年の様子が詳しく伝えられ、この場で披露されました。
今回は、前回の会合から8年ぶりですが、今後は、できれば毎年このような会を催して顔合わせをしたいということで散会しました。
○ 個人の消息
有賀 貞:
種々病気を抱えているが、足が衰えないよう毎日散歩している。聖学院大学院生に対する非常勤の授業が今後続けられるかどうか。今、『現代国際関係式1945~ 2011』という本を書いている。
近藤 一衛:
最近は、長女の案内で、歌舞伎、クラシックコンサート、オペラ、旅行等を楽しみ、過去数十年に収集した資料の整理をしている。健康法は、バランスのとれた食事。膝関節部の故障で運動量の不足に苦しんでいる。
坂 弘二:
健康保持と佛道修業のため、四国八十八ヶ所霊場巡拝に精を出している。霊場公認先達に補され、お遍路さんの手助けもしている。今春、高野山で得度を受け、僧名「弘雲」を授かり、益々佛法にはまっている。
鈴木 正美:
毎朝の海軍体操と週1・2回の近所のプールでの水泳を健康法にしている。70歳で退職後は、悠々自適、"後世の為に"と云う積極的な意欲もなく、園芸、書道、茶道など、四季の花鳥風月を楽しんでいる。
中西 尚道:
今年に入つてから、階段の昇り降りや少し急いで歩いた時など、息苦しくなる症状が続いている。日常生活に支障はないが、進行すると危険なので要観察。酒は3年前から飲んでいない。昨年から杖を愛用している。
野中 勝:
幾つか病気を抱えている上に、歩行に問題有り。歩くと痛いけれども、歩かないと悪化の一途を辿るので、無理して、ゆっくりゆっくりと歩いている。昼間の会合なら、無理してでも出席する。
西山 巌:
持病を抱えながらも、男子の平均寿命を超え、驚いている。46歳の時、緊急ダブルバイパス手術で救われて以降、カテーテル手術を数回受け、20回以上の入院生活を乗り切っている。「健康法」は、毎夜の正座と呼吸法。
本間 長世:
持病を抱えているので、転倒しないよう気を遣って、家のまわりを散歩している。 日本人のアメリカ理解を深めるため、努力してきた。まだ十分な成果を上げることはできていないが、パイオニアスピリットは発揮したと思っている。
松井 ミサ:
疲れやすくなっているが、相変わらず卓球を楽しんでおり、パソコンやTVで英語の勉強をし、パズルで頭のサビを落としている。昨年82歳で急逝した姉の残した老犬との散歩が健康法。
矢野 岳:
運動はかなり積極的にやる。外出時には、上り坂のある道を好んで利用する。タバコは42歳から禁煙、酒は自宅では一切飲まない。頭・目・手の訓練のため、新しい分野の本を少しずつ読み続けている。
(2011年12月)
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